#431 長い夜

地元に帰ってきてから、かなり長い時間が過ぎていきました。

昨日の夜、寝る前にこのような事を考え始めました。
「何で(地元に)戻ってきたんだろう?」
別に昨日初めて考えた事ではありません。
帰ってきてから、それこそ幾度となく…(ココにも以前書いたかも…です)。

当時はそれが『最善』と思っていました。
離れることに、ほんの少しくらいは躊躇いはあったものの
地元に戻って…という気持ちが相当強かったでした。

しかし、こうも長い時間が過ぎていくと当時の気持ちにブレが生じてきます。
「本当にそうして良かったの?」
そう思わずにはいられないのです。

今の生活だからこそ、考えてしまう事です。
『if』を想像しても仕方のないことなのですが…
「今の生活ではなかったら…。」
「地元に帰らず、そのままあっちで過ごしていたら…。」
どんな今だったのだろう…と。
少なくとも今よりは好いであろう『if』にすがりたくなります。

あの時の『最善』を、今は『最善』と肯定しきれません。
自分に情けなくなります。
そんな自分が、やはり嫌いです。

それではまた明日です。